CDのはなし

水樹奈々さんのアルバムがオリコンチャートの1位になったことが話題になっています。声優では初、とのこと。


CDが売れなくなって久しい昨今、固定ファンが買ってくれる演歌とアニソンが相対的に売上をのばしています。彼女の楽曲は良いものですし歌唱力もありますので、それらが評価された結果ともみれますが、しかし今回の首位獲得にはCD業界全体の売上減少、という側面も少なからずあるかと思います。

私は個人の感情として、音楽を取り巻く現状はとても寂しいものだと思っています。
CDが売れなくなったのはひとえにレコード会社やらテレビ局やらある種の団体のせいであろうから仕方がありません。
世の中には1000枚程度かそれ以下の売上にしかならず、メディアにも取り上げられずに消えていく音楽が大量に存在していること。仕方のない事とはいえ、やや寂しくもあります。