異動の多い会社は駄目な会社である論

雷句誠さんの陳述書の中に「小学館は異動が多い」という旨の記載がありました。
そこで今日は異動について真剣十代に考えてみる企画です。


企業が社内異動を考えるのは大体以下のような理由から。


1.「役不足」または「力不足」につき配置を見直す場合。っていうか適材適所?
2.新たなプロジェクトに人員を割く必要があり、強引にでも後任をつけなければならない場合。
3.左遷。っていうか報復人事?


2とか3はあまり幸せになれません。
また1のように配置を見直すにしても、そう頻繁に異動などさせることはありえません。
本来は一度配置を決めたらその仕事に全力を注ぎ、将来的にはプロフェッショナルへと成長していくはず。
余計な異動は人間の成長に水を差すことになってしまうもの。
ましてや本人の希望と異なる異動であれば尚更です。
転石苔を生ぜず」の悪いほうの意味で、異動は本来少ないほうが良いのです。
役所なんかだと同じ場所に同じ人が長くいると癒着やら何やらで濁っていきますけどそれは例外ってことで。


まあつまるところ異動が多いとされる小学館はお役所仕事だった、ってことですかね。
だから原稿なんざ無くすんですよってそれは流石に言い過ぎですね。


異動させる側も人事のプロでしょうから考えがあってのことだと思うのですが、
「この人同じ仕事4年やってるから」とかそういう理由で異動させてるのであればまさに「無駄な異動」ですよ。
「色々な部署を経験させるのが本人の成長のため」とかってのも何か違う気がします。
傍目こういうに見えてしまうのは素人目線だからかもしれませんね。


もっと深く考えるためにまずは本とか法律とか前例とか研究して私も人事のプロにならないと駄目ね。


もし将来的に私が人事を担当することになり、ましてや人事権を掌握できる立場になれたとしたら。
……その時は是非人事改革をしてみたい、なんて妄想とか、最近、してます。