正しくない訴状の読み方ってネタをやろうかと思ったが

流石に洒落にならんか。とまあ今日は巷で話題の雷句誠さんの件です。
ちょっと軸がぶれている話を書くので誤解のないようにはじめに私の意見を書いておきます。


小学館は体制見直さないといけませんね」
これが全てです。


ちなみに参考リンク。
http://88552772.at.webry.info/


とても長い上に殆ど事実関係が読み取れない文章になっていて日本語とかあまり得意じゃない私には内容はよくわかりません。
とりあえず私の緩くなった頭でもわかるような言葉で書くと事の顛末はこういうことですかね。

原稿5枚無くされた件について慰謝料とか払うって言われたけど
金額が納得いかねーから告訴します!(小林ゆう風味

流石に違うか。


実際ここで公開されている「陳述書」がどこまで真実なのかは定かではありません。
全体的に「きっと〜だろう」という表現が多い点は勿論注意ですが言い切りの部分も想像が含まれているようです。


賠償金の額の計算をしていらっしゃいますが、
小学館さんの態度ならカラー原稿が白黒原稿の三分の一しか時間かからないから賠償金も原稿料と同額になる」
という、言い方は悪いですが「決め付け」が前提にあります。
勿論小学館サイドがどういう考えでこの賠償金額を提示したのか不明です。
カラーと白黒はベースとなる原稿料に差があるので賠償金の額を算出する際の倍率にまでは
差を出さないかもしれません。
カラー原稿で51,000円であれば白黒原稿だと42,000円、とか。
紛失したら原稿料の三倍、というガイドラインがあるのかもしれませんね。ぶっちゃけ無いと思いますが。


あともう一個ぐらい挙げておくと、この部分。

(5)「どうせ紛失したって、原稿料払い直せば事は済むんだろ?」

これも実際に受けた発言ではなくて
「サンデー編集部はそう言われてもおかしくない相手なんだ!」
としか書いてありません。
その後に書いてある編集者との不仲というのもどちらに責があるのかは当事者しか知りえぬことです。
逆に、これは勿論妄想ですが、雷句さんの性格に何か問題となるところがあって、その結果どの編集者と折り合いがつかず不仲になった、とか、
(事情をしらない自分たちには)いくらでも想像できてしまいます。
どうにもこうにもそこかしこで書かれている感想等が全体的にこの内容を鵜呑みにしているような気がして
私はむしろそっちに薄ら寒いものを感じます。
いやはや人間ってのはつくづく怖いものです。


まあ今回の件は「原稿を紛失した」という点で間違いなく小学館が悪いんですけどね。
もし書いてあることが全て事実だとしたらとんでもないことですが、果たしてどうなることやら。
この際だから内部徹底調査とかやって問題あるような編集者は皆クビにするなどあったら小学館の株も上がるんじゃないですかねってそれはないか。


それにしてもこの陳述書なんか、微妙に気になる部分があるようなないような気がします、がそれはまた別のお話。