給食費未納問題

給食費を払わない親が増えているという。
実は昔から給食費を「払えない」親はいたものですが最近問題になっているのは
給食費を「払わない」親。お金はあるのに払わない親。
学校給食は義務教育の一部ですので給食費を払わなくても給食は出てきます。
払われなかった給食費は当然他の人から得た給食費や「どこかしらのお金」で賄うことに。
つまり他人の金で昼飯を食わせているわけですね。あらひどい。
言い方は悪いですが何も知らない子供を他者の寄生虫に貶める行為です。
子供も知っててやっているかもしれませんがそれはまた別のお話。
年金は払わなければ将来もらえないわけである意味年金未納よりたちが悪いです。


最近の親は「何で義務教育なのに給食費を払わなきゃいけないの?」とかいうらしいですね。
というわけで給食費の根拠となるところの学校給食法を見てみます。


学校給食法第6条を見ると
学校給食にかかる費用について一部設置者負担になるもの以外は保護者の負担になっています。
一部設置者負担になるものについては施行令第2条に記載があります。
わかりやすいのは給食のおばちゃんの給料とか給食室にあるあのでかい鍋とかの費用ですね。
つまり法律で給食費は払わなきゃ駄目、と決まっているわけです。


子供の学力低下より教育の質の低下より親のレベルの低下を何とかしないといけない、そんな世の中になってきたのかもしれません。



以下本音というかなんというか。


学校給食って本気で安いんですよ。
なぜなら給食を作る際にかかる費用のうち光熱費とか設備維持費とかは設置者負担ですから
結局かかるのは食材費程度になるでしょう。
現状やたら量が多い給食が一食当たり250円〜300円程度で出されているようです。
相当困窮していなければ払える額でしょうし、払えないようであれば
その家庭はそもそも給食費を免除されるような家庭環境でしょう。


そんでもって子供が残すわ残すわ。もったいないですな。まさに飽食の時代ですか。
教育上の影響を考えるとやっぱり贅沢はある意味敵のような気がしますが……。