センター試験一日目

リスニング試験ってやっぱり見直したほうがいいと思いますよ。

そもそも「機器の故障」などという現場で防げる内容じゃないトラブルに対して最低限予防策をはれないようでは駄目です。起こった際にどうするか、ではなく起きないようにどうするか、という対策が考えられていなかったのは問題かと。厳しいことを言っているとは思いますが受験生にとっては一世一代の大勝負ですから大学入試センター側もそれぐらいの覚悟で臨んで欲しいものです。

さあそんなこんなで明日は理系科目の2日目。今日の雪で路上コンディションが最悪になっている地域も多いでしょうから受験生の皆様は余裕を持って会場入りしてくださいね。

ここで数年後に大学受験をひかえる皆様へ贈るセンター試験の基礎知識。センター試験というのは略称で正式名称は「大学入試センター試験」。つまり独立行政法人大学入試センターが実施する試験、という意味です。国立大学を受験する際にはこれプラス2月後半に行われる2次試験の成績を足して合否が決定されるという寸法。これの割合が学校毎に7:4とか6;4とか5:5とか色々あって受験生は頭を悩ませるのです(つまりセンター入試の成績を700点満点、2次試験の成績を400点満点として、合計1100点満点で上位から合格、とか)。また一部私立大学にはこの試験の成績がよければ他に試験を受けずに入学できるところもあり、現在の大学入試で大きなウェイトを占める試験となっております。
センター試験は問題の難度よりも解答時間の短さがネックとなる場合が多く、特に国語や数学では一時の気の迷いが致命傷になることもあったりなかったり。全体的には当たり前のことが当たり前にできる生徒さんが強いようです。国語を例にとると、現代文は問題文を読んで設問を理解して的確に解答を選べる、古文なら文法をベースとした内容理解、漢文も句法をモノにできているかどうか、といった辺りがポイントかも?