米光さんは凄いというお話

ゲーム制作で(特に私と同じぐらいの年代のゲーマーの間で)有名な米光一成氏といえばエキサイトブックス内で萌え発想術について毎週熱弁を振るっておりますが、米光氏のブログを見るにつけても萌えられる要素のあるものについては何にでも萌える姿勢、というのが伝わってくるんですよ。具体的にどの辺りが、といえば例えばオレンジレンジ関連の記事とか。最近だと「米光VS中学生? コメント欄が荒れていく」という記事とその後日談に当たる「米光VS中学生? 男の友情が結ばれた!」という記事。凄いなぁ、そこにまで萌えてしまうか、とやや感動してしまったり。氏の萌え発想術というのを口だけじゃなくてちゃんと実践してらっしゃる辺りも凄い。やっぱり萌えるってことはいいことですよ。笑っていると癌も消える、と偉い学者さんも言ったとか言わないとか、なら萌えていれば一生健康に過ごせそうです。萌えで医者イラズ。流石にこれは言い過ぎでしょうけど。

そういえば最近特に周囲は萌えたんやら萌えよんやら萌えだんやら、数え上げたらキリがないほど萌えが溢れかえり、萌え飽食の時代になっている気がします。そのせいかどうも私の周囲で萌えに対して贅沢というか我が侭な人が増えてきたような。年齢的に合わないから読まないとか女性(男性)がこんなもの読むわけないとかそもそも最初から触りもせずに興味ないと突っぱねるとか。いやいや皆さんそれは贅沢ってモンデスヨ。私の母は50代にもなって今日からマ王というアニメを毎週録画して楽しみにしていますし読む本は十二国記とか陰陽師とか風水学園とか吉永さん家のガーゴイルとか。たまに私のラノベとか奪って読んでる……らしい。もうここまでくると年齢とかそんなの関係ないっすよね。要は単なる食わず嫌いの我が侭なのです。食べきれない料理を生ゴミポイ、と一緒も一緒。嗚呼勿体ない。
そんなわけで現代は省エネ・節約の時代ですからそこらに溢れかえる萌えを捨てるなんてとんでもない! 使える萌えは何でも使う! 萌えも飽食の今から節約しておかなきゃそのうち枯渇しちゃいますよ(するのか?)。