久々にCCCDで騒動

詳しい内容は公式掲示板にて参照のこと。もし消えているようなら2ch辺りの該当スレで。
http://www.carnation-web.com
掲示板に端を発したこの問題。これが本当なら消費者に商品であるCD、そこに収められた楽曲を売って糧としている人間としてあってはならない発言だと思います。特に問題となるのがが以下の部分。

ソニー・ミュージックアーティスツ・冨永周平氏の公式BBSでの発言から引用
「できれば、cccdに反対であるということを表明するのにあたっては、作品を買わないということではなく、カーネーションへのおひねりと思って作品をお買い求めいただいた上で(もちろん聴く/聴かないはお任せいたします)、レコード会社に対して、手紙、メール、書き込みなどで直接そのお気持ちを伝えていただけると、ボクらはありがたい、というか、非常にウレシイです。」

つまり金出して鉄屑を買わない奴は何も言うなと。まぁそれは流石に穿った見かたですがそれ抜きにして考えても絶対その手法ではCCCDへの反対運動としての効力にはなりません。そもそも楽曲提供者が胡坐をかきすぎです。上の文章は完全に消費者の利益より自分達の利益優先の考え方ですよ。
正直消費者側がいくら非買運動を行ったとしてもお偉いさんは「コピーソフトのせいだ」「レンタルが悪い」「輸入CDがあるからだ」などと責任転嫁をするのでしょう。でもレコード会社なんて所属アーティストがいなければ成り立たないわけですから一番有効な対抗手段は所属アーティストの抵抗だと思うんですよね。そこを怠ってとりあえず買え、などと言うような人間の提供する音楽などとてもじゃないですが聴く気すら起きません。消費者の目からすれば、CCCDで楽曲提供するアーティストは自分の音楽に思い入れを持っているようにはとても思えません。本当に自分の楽曲に思い入れを持っているならベストの状態で聴いてもらいたいと思うはず。曲を聴いて欲しいといいつつ単に金が欲しいだけな人間が作った鉄屑なぞ買う価値ありませんしそんな人間の作った楽曲など聴く気すら起きません。

何故この不況下で大変な時代に大切なお金でCCCDなどという鉄屑もしくは産業廃棄物を買うなどというそれこそお金を溝に捨てるような行為をすることができましょうか。