CCCDよもやま 第2回

CCCDの問題点は音質の劣化や再生環境の限定にもあるのは当然として私が最も気に食わないのは勝手に変なソフトをインストールされること。ある程度以上PCを使っている人間なら勝手にソフトをインストールされることの危険さがお分かりかと思いますがライトユーザには若干わかり辛いというか知らない部分なのかもしれません。簡単に言うとPCっていうものはソフトを入れれば入れるほど動作が重くそして不安定になるのです。で、無駄なソフト類を減らせば減らしただけ安定すると。しかし増やすのは楽でも減らすのはなかなか大変なのです。ただあんインストーラで削除すればいいって問題ではないのです。大抵のソフトは何かしらゴミを残していったりでその辺は自力でなんとかしないといけないわけですよ。だから心が狭いといわれようが他人が自分のPCにソフトインストールしようとすると必死で止めたり柄にもなくキレてみたりします。そういうレベルの話です。
そんな動作をするわけなのでCCCDなんてものはCDトレイに差し込むのすら嫌なのですが最近のCCCDには注意書きやその独特の赤いロゴすら小さくなっていて一見すると普通のCDと区別がつかなくなっているものが数点存在していてそれはどうなんだろうと。消費者を騙してはいないか、と。そもそもCCCDが売れないのはCCCD自体に問題があるのにそれを棚上げした上で更に消費者を騙すかこの野郎、と。元々CDが売れなくなったのは不況とか楽曲に魅力がないとかそっちに原因があるとも考えられるのに真っ先にコピー問題に責任を押し付ける姿勢では今後のCD、ひいては音楽業界は暗いよなぁと思ってしまいます。
私はやっぱり日本の音楽業界は筒美京平氏とかが頑張っていた時代が一番良かったなぁと。そういう時代に育ったからかもしれませんが。といっても今の音楽に全く興味がないわけでもなく、梶浦由記サウンドとか大好きです。ゲームミュージックでは佐宗綾子さんとかNAKATEK氏とか凄いですよホント。でもCCCDだったら買いません。いいものだとしても。やはりいいものを売ってほしいなぁと切に願いつつまとまりませんが第2回はこれにて。