テレビCMのおはなし

TVドラマ自体をコマーシャルにする新時代広告(上) @exciteニュース

日本では「いかにCMをみせるか」といったところだけに焦点が当たってしまっているようで、この記事を読むにつけても日本のテレビ業界は遅れているように思えてしまうのです。
兎にも角にもこんな柔軟な考え方が欲しいと常々感じていたのでこういうドラマが出てくると嬉しい反面日本にはあまり浸透しない考え方かなーとも思えてきて悲しさも半分といったところで。

最近のバラエティなどは特にCMの入れ方がえげつなくてどうもそれが各番組の短命化に繋がっているんじゃなかろうか、とも。ドラマにしても本編と全く関係のない(しかも雰囲気まで全く違うチャラチャラとした)CMを間に挟まれるといつぞやの「小麦空気嫁」じゃないがせっかくの盛り上がりが台無し。自分から制作した番組破壊してどうする。そういった意味では在りし日の平成教育委員会はうまいCMの入れ方だったなぁと。というのも問題自体の性質が全体的に突飛でなくてパズルチックだったり大人からすれば常識の範疇だったりで「正解はCMの後で」と言われたらむしろその時間を利用して家族でワイワイあーでもないこーでもないとやるわけですよ。これならCM中に別の番組見るなんてことは無く。そして片手間でも見てくれることで多少なりとも刷り込み効果がねらえる、と。やっぱりあのころのバラエティが私は好きでした。その時期ドラマは見てなかったので今と比べてどうなのか不明ですが。誰かその筋に詳しい方いらっしゃったら補足などお願いします。